色褪せないもの
こんにちは!
こころとからだのダイエットトレーナーのRuiです☆
私の地元は着物が有名で、父方の祖父は糸をつむぐところから反物として出来上がるまでの全ての工程を担う工場を営んでおりました。
両親は共働きでしたし、兄が病気がちでよく入院していたので、学校が終わるといつも祖父の家に帰っていた私は子供の頃から着物に触れる機会が多く、染色場や機織り場、出来上がった着物の最後の仕上げなど、祖父母や叔父、叔母の横でこっそり見ていました。
とは言え、あんまりうろちょろはできなかったのと、昔なので記憶があいまいなところはありますが・・・(;^ω^)
そのおかげか、大人になって着物を着たいと思うようになり、初めて自分で着物を購入したのは22歳。
これがその時の写真です☆
10年以上前の写真なので、画質が荒い💦w
そして、顔が違うww
このときはまだ自分で着物を着ることができず、買ったお店で着せてもらいました^^
両親や祖父母に着物を購入した後に報告をしたら、
「そんな高いものをっ!!うちにいっぱいあるのに!!」
と怒られましたw
それと、
「若いのになんで黒い着物にしたのよ・・・」
とも(;^ω^)
その頃から自分の好きなものがハッキリしていたんですねw
そして、これが先日行った、弾丸着物で京都旅行!!のときの写真^^
現在33歳ですが、11年経っても違和感なく着れてしまう着物はやっぱりすごい!
もう15~20分もあれば自分で着ることはできますが、まだまだきれいに着こなしているとは言えないので、もっと練習しないとなのですが……
そして、私がお客様に着物の話をしたら、
「私も着たいー!」
とか
「着付け習い始めたんですー!」
というお声がちらほらと☆
いつかお客様と一緒に着物でお出かけをしてみたい!!
なんなら毎日着物で過ごせるようになりたいと思っています( ˘•ω•˘ )
父方の祖父母はすでに他界し、母方の祖父も私が小さいときに亡くなっています。
母方の祖母は健在ですが、年々小さくなっていく気がして、会うたびに涙が出そうになります。。。
それでも祖母にとっては私はいつまでも小さい子供なんですね^^
いつも私のことを気遣ってくれ、本当にありがたいことです。
私の家には曾祖母の和ダンスがあります。
着物を集めだし、そろそろ和ダンスを購入しないといけないと祖母に相談したところ、
「思い出があるから捨てられなかった。使ってくれるならとてもうれしい!!」
と言って譲ってくれました。
この和ダンス、100年くらいは経っているものだと思うのですが、まだまだ現役で、自分で購入した着物たちや祖母の着物、祖父が作った着物など30着くらい?、そして小物類をしっかり管理してくれています^^
祖母の着物も仕立ててから70年近く経っているものもありますが、とても粋な柄行ばかりでセンスいいなーと。
一個人としては日本は新しいもの好きな国のイメージですが、私はイギリスなどの旧いものを大切にし、価値があるとする文化が結構好きです。
それは私が現代に生きていて、車もバイクも手間のかかるものがカワイイという、変わった感性の持ち主だからかもしれませんが(;´∀`)、祖父母が生きた時代のものが今手元にきれいに残っていて、それを飾るのではなく使えるということに、とても感謝しています。
そしてこれらを使うことで、祖父母が喜んでくれるので、祖父母孝行かなと勝手に思ってもいます(^_-)-☆
月日が経っても輝いている色褪せないもの。
人も、記憶も、物も
きれいなものは忘れずに
Happiness is always decided by your heart.
Rui☆